防災用品はアイデアから1

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いざというときに命が助かるか助からないかというのが、たった一つの品物を持っていたかどうかで決まることがある。笛を持っていたから、家の下敷きになっていたところを発見してもらえた、ということもあった。生き埋めになった人がホースを通して呼吸し、助かった例もある。「こんな物が」と思う道具が命を救うのだ。防災グッズというのは、結局は日常生活品だ。それをいかに上手に備えるか、いかに工夫して使うかがキメ手となる。例えば、今回、避難所で便利だったのがサランラップ。水が足りず食器が洗えないので、ラップを食器に敷いた上に食事を盛り、ラップを使い捨てる。また、キャンプ用品は防災用品として役立つものが非常に多い。以下の必要品目には入れてないが、寝袋、キャンピングテント、炊飯セット、水筒、照明セット、簡易コンロに固形燃料等I。防災用品としてだけ買うのはもったいないものでも、レジャーにも兼用できれば申し分ない。キャンプ用品を持っている人は、これらも一つにまとめ、玄関先、車のトランクなどに常時置いておくのがよいだろう。
対策はたくさんある。自分に合った方法を選ぼう。←ちなみにこちらからは多くの物件を見ることができます。対策を見て参考にしましょう。
【緊急避難用】
●懐中電灯
小型のもの。そして電池式のもの。携帯ラジオもついているなど多機能のものもあるが、緊急避難用にはシンプルで軽いものがよい。大きい幅をとるものを一つ持つよりも、ペンラィトタィプの小さいものを10本くらい持つことをすすめる。大きいものだとつぶされてしまって役立たないことが多いのだ。ダンスなどの上に置いておくのは厳禁。揺れで落ちてしまい、所定のところになければ余計にパニックに陥ってしまう。ヘルメットに取りつけるヘッドライトなどというのも便利である。懐中電灯はリュックの中以外にも、家のあちこちに置いておけばいざというときに役立つ。あとで必要なものを取りに来たときにも役立つ。気をつけなくてはならないのは、地震直後、家の中に入るときには、決してライター、マッチをつけてはならないことだ。ロウソクも厳禁。ガス本管が折れていたりボンベが破損してガスがもれていて引火する可能性が高い。
●携帯ラジオ
地震の規模、被害状況を知り、現在の状況を的確に把握して迅速に事態に対処するのに欠かせないのが情報である。大災害時にはつきもののデマにも迷わされなくてすむ。大きなラジカセは持ち運びに不便だし、電池もたくさん消費するからよくない。小さくて軽いもの、最低限AM放送が聞ければいい。大型のものは、余裕があればもう一つの持ち出し袋に入れよう。ウォークマンタイプの外部スピーカーがついていないものはおすすめできない。避難したみんなで一緒にラジオを囲んで情報を聞けることが精神的ショックをやわらげ、パニックを防いでくれる。