非常時持ち出し袋は2つに分ける

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せっかく準備した非常用持ち出し袋も、中身がゴチャマゼであってはいざというときに十分に役立たないことが多い。
「北側」と「水回り」は気を付けましょう。←参考にここのサイトからいろいろな間取りを見てみましょう。
避難用品といっても、緊急避難用と長引く避難所暮らし用では、必要とされるものが違ってくる。激しい揺れはひとまずおさまり、危険な家屋内から速やかに離れなくてはならない。このときに手にする持ち出し袋が機敏な行動ができないほど大きく重くては、それこそ緊急避難袋によって命を落とすことになりかねない。また、袋の中に本当に役立つものが入っていなかったら、何にもならない。緊急避難用の持ち出し袋には何を入れたらいいか。赤ちゃんがいる、高齢者が同居している、病人がいる等、家族構成によっても違ってくるが、とりあえず家族が三日間だけ生きのびること、そして不自由な思いをしなくてもすむものが入っていなくてはいけない。消防庁や各自治体が配布している「緊急避難グッズ」は大いに参考になるが、要は、家族が必要とするものかどうかである。危険な場所から逃げ、からだを守り、何とか食いつなげるかどうかがポイントだ。避難所暮らしが始まると、今度は狭く不便な避難所でいかに少しでも快適に生活できるかが問題になってくる。そのためのグッズはいきおい幅も取り、重量もあるものが出てくるだろう。日常生活のための道具がなければならないからだ。そこで、緊急避難用と避難所暮らし用と、持ち出し袋は二つに分けておく必要がある。緊急避難用は、いざというときにサッと手にとって持ち出せるように枕元に置いておきたい。脱出時に避難所暮らし用の袋も一緒に持っていければよいが、無理なときは後から取りに来てもいい。そのとき取り出せないということがないように、ベッドの下や柱のしっかりした押し入れの中などに防水用のシートやビニールにくるんで置いておく。庭先の物置きに入れておけば安心だ。家が火事に見舞われたときはあきらめるしかないが。ここでは、それぞれの持ち出し袋の中身で必要最少限と思われるものをご紹介しよう。もちろん、ここにあげるのは一例であって、みなさんがそれぞれに工夫していただきたい。ポイントは、緊急避難に本当に必要なものは何なのか、避難所暮らしに本当に必要なものは何なのかを考えることである。